歯周病治療について

初期症状を少しでも感じたら
お早めに当院までご相談ください
歯周病は初期症状の少ない疾患として知られ、歯や歯ぐきに異変を感じるころにはすでに進行してしまっているケースが多いです。歯を失ってしまう主な要因でもありますので、日々しっかりケアするとともに、早期発見と治療が大切です。歯のグラつき、歯ぐきからの出血、膿が出るなどお困りのかたは、お早めにご相談ください。
こんな場合はご相談ください
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歯がグラつく
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歯ぐきから出血がある
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歯が伸びた気がする
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膿が出る
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歯ぐきが下がってきた
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歯周ポケットが気になる
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歯ぐきが腫れている
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口臭がする
当院の歯周病治療

ペリオ21で歯周病菌へ
徹底的にアプローチ
ペリオ21は高度歯周病内科治療とも呼ばれ、歯周病菌を減らすことに特化した保険診療外の治療(治療費11万円)です。PCR検査、内科的治療・SRP、AGEsスコア・体組成計・血糖値測定、3DS除菌療法、サプリメント服用などを行うことで、さまざまな角度から歯周病菌へアプローチします。

殺菌力や分解洗浄力のある
ポイックウォーターを導入
次亜塩素酸を主成分とする電解機能水であるポイックウォーターは、殺菌力と分解洗浄力があります。使用することで歯周病をはじめ、歯科疾患の予防が期待できます。当院ではポイックウォーターを取り扱っており、院内での販売も行っております。気になるかたはぜひお問い合わせください。

歯周病治療に
ブルーラジカルで快適ケアを
歯周病治療にブルーラジカルを活用しています。ブルーラジカルは、光と過酸化水素水を組み合わせて細菌を効果的に除去する先進技術です。これにより、痛みや負担を抑えながら歯ぐきの健康を回復させることが可能です。従来の治療では難しい部位にも対応でき、より安心で快適な治療を提供します。歯周病の進行を防ぎ、健康な口腔環境を維持するために、ぜひ一度ご相談ください。
※2025年6月に導入予定です。
治療内容
スケーリング

スケーラーという専用の器具を使用して、歯の表面に付着した歯石を取り除く処置です。歯石は歯周病菌などの細菌が増殖する原因の一つであるため、スケーリングで徹底的に除去していきます。
SRP

スケーリングとルートプレーニングの略であり、歯周病治療の一種です。歯の表面や根元に付着した歯石やバイオフィルムを除去します。歯の表面を滑らかにするため、歯石の再付着を防ぐ効果も期待できます。
歯周病と全身疾患の関係
歯周病は全身疾患の
リスクとなることがあります
歯周病と聞くと、口腔内だけの疾患とイメージされるかたが大半かと思います。実際には歯周病が進行して重症化すると、血液を介して口腔内から全身を巡り、生活習慣病、脳梗塞、動脈硬化などさまざまな全身疾患のリスクとなります。全身の健康のためにも、まずはお口の健康をしっかり守るようにしましょう。
脳梗塞、認知症
歯周病菌が血流に入り込むことで炎症が引き起こされ、脳梗塞や認知症のリスクが高まるとされています。慢性的な炎症が血管や脳に悪影響を及ぼすことが原因です。
心筋梗塞、狭心症、高血圧
歯周病は動脈硬化を促進する炎症物質を引き起こし、心筋梗塞や狭心症、高血圧のリスクを増大させる可能性があります。血管の健康維持に口腔ケアは欠かせません。
糖尿病の悪化
歯周病による炎症がインスリンの働きを阻害し、血糖値のコントロールが難しくなります。糖尿病と歯周病は互いに悪影響を与える「双方向性」の関係があります。
骨粗しょう症
歯周病は骨密度の低下と関連があり、歯を支える顎の骨が弱くなることで歯の喪失リスクが高まります。骨粗しょう症の方は特に注意が必要です。
リウマチ、食道がん、大腸がん
歯周病菌がリウマチの悪化に関与しているとされ、関節の炎症を助長することがあります。また、歯周病菌が食道がんや大腸がんの発症リスクを高める可能性も示唆されています。
動脈硬化
歯周病菌が血管内に炎症を引き起こすことで、動脈硬化の進行が促されます。この影響により心血管疾患のリスクが増加します。
誤嚥性肺炎
口腔内の細菌が誤って肺に入り込むことで、誤嚥性肺炎を引き起こすことがあります。特に高齢者では命に関わる場合もあるため、口腔ケアが重要です。
低体重児出産、早産のリスク
歯周病菌が体内で炎症を引き起こし、ホルモンバランスに影響を与えることで、低体重児出産や早産のリスクが高まることが報告されています。妊娠中の口腔ケアは赤ちゃんの健康にも直結します。
ペリオ21の流れ
PCR検査機器(オルコア)を用いて、お口の中の歯周病菌の特定や数の計測を行います。
ブルーラジカルを用いたSRP
内服薬を使って歯周病菌等を除菌していきます。同時に、歯周病菌の温床となっている歯周ポケット内の歯石や汚染されている歯の根面部分の迅速な除去により、細菌を速やかに除去していきます。(健全な根面に再生されます)
測定・血糖値測定
全身の健康状態や食生活を数値化し、歯周病菌によって弱っている歯周組織の早期回復をめざします。(管理栄養士監修のもと専門的な栄養指導、生活習慣等のご指導をさせていただきます)
口腔細菌叢と腸内細菌を改善させ、悪玉菌を減らして善玉菌を増やし、身体の免疫機能を向上させます。
ご自身にあったマウスピースを作製し、歯と歯ぐきの周り、歯周ポケット内を薬剤にて除菌していきます。
歯周精密検査、位相差顕微鏡検査、PCR検査、口腔内写真撮影を再度行います。検査結果は後日の説明となります。
費用
料金表
ペリオ21 | 220,000円 |
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※表示金額は全て税込みです。
お支払い方法
当院では、下記の
お支払い方法が可能です。
- 現金
- 現金でのお支払い
- クレジットカード
- ※自費診療のみ
VISA/JCB/
Mastercard/など
- デンタルローン
- 低金利分割払いでの
お支払い
医療費控除について
1年間(1月1日~12月31日)に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除によって一定の金額の所得控除を受けることができます。ご自身の支払いに限らず、生計を共にするご家族が支払った医療費も対象となります。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
注意点・リスク・副作用
・治療後は、一時的に知覚過敏の症状が出る場合があります。
・歯ぐきが改善すると腫れがおさまるため、歯ぐきが下がったように見える場合があります。