マタニティ診療について
母子のお口の健康を守るため
お困りの際はお気軽に
ご相談ください
これから赤ちゃんを迎えるご家族にぜひ知っていただきたいことを、地域の歯科医院としてお伝えできればいいなと取り組んでいるのが当院のマタニティ診療です。誰もが生まれてくる赤ちゃんの健康を願っていることと思います。しかし、小児期にお口の機能に問題があることで、歯並びだけでなく身体能力の低下や集中力、記憶力の低下、顔立ちや全身の健康にも悪影響を及ぼします。そうならないために、赤ちゃんがお腹にいるときからの各発達段階において大切なことをドクターはじめ、管理栄養士やスタッフからお伝えしています。具体的には、妊娠中に骨盤(子宮)の歪みにつながるような姿勢を取らないように気を付けることや、歪みを取るためのストレッチなどをお伝えします。
こんな場合はご相談ください
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口内環境が悪い
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歯ぐきから出血がある
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歯が痛い
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歯ぐきが腫れている
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むし歯かもしれない
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できものがある
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口の中を見てほしい
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ケア方法を知りたい
当院のマタニティ診療
妊婦さんに優しい、
安心の診療環境
妊婦さんが安心して通える環境づくりに力を入れています。バリアフリー設計の院内や専用スペースの確保、体調に配慮した診療スケジュールなど、妊娠中の身体に優しい取り組みを整えています。ママと赤ちゃんの健康を守るサポートを全力で行いますので、安心してご来院ください。
管理栄養士による
妊娠期の栄養指導
妊娠初期に葉酸は不足しないようにと、よく耳にすると思いますが、その他にも妊婦さんと赤ちゃんの健康のためにしっかり摂ってほしい栄養素があります。
また、多くの妊婦さんが貧血状態になりやすいですが、お腹の赤ちゃんもお母さんから栄養素を受け取るため、お母さんが貧血状態だと赤ちゃんも鉄分が不足していることになります。赤ちゃんの鉄分不足は、出産後の赤ちゃんの発達や成長に大きな影響を与えます。妊娠期から他にも必要な栄養素をしっかり摂ってもらえるように管理栄養士からお伝えします。
母子のお口の健康を守るため
お困りの際は
お気軽にご相談ください
妊娠中は口腔内環境や味覚の変化、つわりなどが原因となって、むし歯や歯周病などの歯科疾患になりやすい時期です。母子ともに健康な状態でいるためにも、しっかり口腔内を意識してケアすることが大切です。当院では、妊娠中のかたの歯科治療、歯科健診、赤ちゃんのためのサポートなど行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
妊娠中に起きやすい
トラブルについて
むし歯・歯周病
唾液量の減少、およびつわりなどによって歯みがきが困難になるなど、妊娠中はむし歯になりやすい傾向があります。また、口腔内の環境が歯周病菌の増殖に有利に働くため、歯周病にもなりやすい時期と言えます。身体に負担のかかる時期ではありますが、できる限り口腔内のケアも意識してみましょう。
妊娠性エプーリス
妊娠中、口腔内にできる良性のできもののことを妊娠性エプーリスと言います。歯ぐきにできることが多く、痛みや出血を伴うこともあります。出産後は自然と消滅することが多いため、経過観察しながら治療を進めます。気になるかたは一度ご相談ください。
妊娠性歯肉炎
妊娠中はホルモンバランスが変化するため、歯周病菌が増えやすい口内環境となります。そのため、歯周病の初期段階である歯肉炎のリスクも高まります。歯ぐきが腫れている、出血がある、痛みがあるなど自覚症状のあるかたは、一度ご来院いただくことを推奨しています。
よくあるご質問
妊娠中にレントゲン撮影しても大丈夫なのでしょうか。
妊婦さんのリスクとなる放射線量はおおよそ100mSvとされていますが、歯科でのレントゲン撮影では1回に0.001~0.008mSv程度の放射線量です。非常に少ない放射線量のため問題ないとされていますが、ご不安なかたはお気軽にご相談ください。
歯科治療を受けたいのですが妊娠期間中はどのタイミングが良いのでしょうか。
多くの治療を行える時期は妊娠中期(妊娠4~6ヵ月)です。安定期である妊娠中期は、胎児の主要臓器がほぼ作られており、治療の影響が抑えられます。妊娠初期や妊娠後期の場合は、症状によっては治療を見合わせて最低限の処置のみ行うことがあります。
薬は服用しても問題ないのでしょうか。
歯科では抗生物質や痛み止めが処方されることがありますが、妊娠中のかたは基本的に服用しない前提です。どうしても症状が我慢できない場合は、最小限の服用量に留めていただくようにしています。
妊婦歯科健康診査に
対応しています
当院は、天理市における妊婦無料歯周病歯科健診の実施医院です。妊娠中はむし歯や歯周病になりやすく、低体重児出産や早産、赤ちゃんへむし歯の感染などのリスクも高まることがわかってきています。歯科検診を活用いただき、母子ともに健康な状態を維持しましょう。
当院で使用する冊子と資料
赤ちゃん診療について
歯科医院に
慣れておくことは大切です
まだ歯が生えていない赤ちゃんにとって歯科医院は必要のないものと思われているかもしれませんが、実際はこの時期から赤ちゃんのご家族に知ってほしいことがたくさんあります。
授乳の仕方、寝かせ方、抱っこの仕方にはじまり、遊ばせ方、離乳食や食べさせ方が非常に重要なのです。
当院では歯科医師をはじめ、管理栄養士やスタッフがお子さんの健やかな成長をサポートするためにそれぞれに合ったやり方をご家族と一緒になって考えます。
当院の赤ちゃん診療
赤ちゃんとの
ふれあいをもっと快適に
赤ちゃんの抱っこの仕方や授乳のコツを専門スタッフがアドバイスします。正しい姿勢を身につけることで、赤ちゃんの成長をサポートするだけでなく、ママの負担軽減にもつながります。親子のふれあいがより心地よいものになるよう、育児の基本を丁寧にお伝えします。
離乳食の疑問を解消!
管理栄養士が親身にサポート
管理栄養士が在籍しており、離乳食に関する指導を行っています。「どんな食材を使えばいいの?」「進め方がわからない」といった悩みにお応えし、栄養バランスの取れた離乳食の進め方を丁寧にご説明します。お子さんの成長に合わせたアドバイスで、初めての育児でも安心して取り組めます。
離乳食期~幼児食期の
お子さんの成長に
合わせた食事で
親子でストレスフリー
生後6ヵ月ごろから始めることの多い離乳食、実際育児本や保健指導などでも月齢で進めていくことが多いですが、この頃の赤ちゃんは個人差が大きく同じ6ヵ月児でも前歯が4本生えている子もいれば全く生えていない子もいます。ハイハイする子もいれば寝返りをし始めたばかりの子もいます。当院ではその子一人ひとりの発育に合わせた食事の取り方のアドバイスをさせていただきます。
少し大きくなった学童期のお子さんを持つ保護者のかたからよくある相談として、「食事をあまり噛まない」といった声を聞くことがあります。それは「噛まない」のではなく「噛めない」ことが多いです。どうして噛めなくなってしまうのか?その子の発達の過程において大切なこと、食事をしっかり「噛める」お子さんに育てるために離乳食の頃から必要なことを一緒に考えていきます。
