小児矯正について

小児矯正は歯並びが整うだけでなく
多くのメリットが得られる方法です
子どもの間に行う小児矯正は、顎の成長に合わせて効率よく治療を進めることができます。歯並びが整うことに加えて、噛み合わせや口周りの悪い癖、口周りの輪郭が改善されることも、矯正治療のメリットと言えます。当院は小児矯正にも力を入れておりますので、お子さんの歯並びについてお悩みのかたは一度ご相談ください。
こんな場合はご相談ください
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歯並びが心配
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早めに歯並び対策したい
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歯並びがガタガタ
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噛み合わせが悪い
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出っ歯である
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口周りに癖がある
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すきっ歯のところがある
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舌の位置が悪い
始める時期
当院の小児矯正

お子さんを対象とした
予防矯正プログラム
当院では、5~8歳のお子さんを対象として、予防矯正という観点を取り入れて治療を進めます。プレオルソとSHISEIBOXを採用しており、軸育士®が姿勢トレーニングと口腔筋機能療法(MFT)で姿勢・呼吸・舌の位置などの矯正をアクティビティとして行います。

各種設備を用いた精密検査を実施
矯正治療において、治療前に患者さんの口腔データを取得することは重要です。当院では歯科用CT、セファロ、口腔内スキャナー(iTero)など各種先端設備を用いて、精度高く検査いたします。また、口周りの動画撮影も行い食べ方(咀嚼、誤嚥、悪い癖など)、話し方、呼吸の仕方などを記録させていただきます。
日本矯正歯科学会
認定医による矯正治療

予防矯正の時期が過ぎた場合の
お子さんはⅠ期治療を実施
予防矯正を行う時期を過ぎたお子さんには、Ⅰ期治療を通じて適切な矯正を進めていきます。Ⅰ期治療では、顎の成長や歯並びを整え、後の本格的な矯正治療(Ⅱ期治療)がスムーズに進むようサポートします。早期に適切な治療を行うことで、将来的な負担を軽減し、健康的な歯並びを実現することが可能です。お子さんの状態に応じた治療プランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
小学校高学年くらいのお子さんの矯正治療をお考えのかたに向けて、当院では治療前の矯正相談を受け付けています。日本矯正歯科学会の専門医が、矯正治療に関して丁寧にご説明させていただきます。治療の種類、内容、期間、費用など気になる点がありましたら、何なりとお問い合わせください。
装置の種類
プレオルソ

マウスピース型の矯正器具であり、顎が成長過程にある4〜10歳ころの子どもが対象です。ご自身で脱着可能であり、日中1時間と就寝時に装着する必要があります。口呼吸や指しゃぶりなど、歯並びに悪影響を与える口周りの癖の改善に効果が期待できます。
床矯正

歯が生える土台である顎骨の矯正を通じて、歯並びか整うだけのスペースを確保するために行われます。乳歯と永久歯が混在する時期の子どもが対象であり、プラスチック製の床にワイヤーやネジが埋め込まれた装置をつけて治療を進めます。
予防矯正

お子さんの口腔機能発達不全症は
歯科医院で治療・対策ができます
お子さんの滑舌が悪い、長い時間話せない、お口ぽかん、舌がもつれることがあるなどの症状は、口腔機能発達不全症の可能性があります。日本歯科医師会のデータによれば、10代の子どもの約50%は口腔機能発達不全症と言われており、口呼吸や舌のスジ(舌小帯)の異常などが主な原因とされています。
口腔機能発達不全症のリスクとしては低位舌があげられ、音を立てて食べる、発音が悪くなる、気道を確保するため猫背になる、いびきや寝相の悪さなどが見られます。当院では治療に対応しており、舌小帯切除やお口周りのトレーニング(MFT)などを通じて改善を目指します。
治療内容
MFT(口腔筋機能療法)
MFT(口腔筋機能療法)は、舌や唇、頬の筋肉を正しく機能させるためのトレーニングです。舌の位置や動きを整えることで、誤嚥(飲み込み)や発音、歯並びを改善する効果が期待されます。具体的には、舌の筋力を高める運動や、正しい飲み込み方を学ぶ練習を行います。また、口呼吸を改善し、鼻呼吸を習慣化するための指導も行います。MFTは、日常生活に取り入れやすいシンプルなトレーニングが多く、楽しく続けられるのが特徴です。
姿勢改善
姿勢の改善も口腔機能発達不全症の治療において重要なポイントです。姿勢が悪いと、舌や口周りの筋肉のバランスが崩れ、飲み込みや発音が正しく行えない場合があります。特に食事中の姿勢や普段の座り方を見直し、骨格や筋肉のバランスを整えることで、口腔機能の正常化をサポートします。また、正しい姿勢は呼吸にも影響し、口呼吸の改善や気道の確保にもつながります。姿勢改善は、口腔機能だけでなく全身の健康にも良い影響を与えます。
予防矯正の流れ
口腔機能発達不全症のリスクがあるお子さんに矯正カウンセリングを実施しています。水の飲み込み方などの動画撮影、データ採取、口腔内チェックなど実施し、ご希望があれば歯科医師によるコンサルティングを行います。
セファロや口腔内スキャナーなど、各種先端設備を用いて検査を実施します。精度高くデータを取得して、治療計画の作成に活用します。
矯正器具とSHISEIBOXの準備が整いましたら、患者さんにお渡しして治療開始です。治療期間中は決められた時間は器具を装着いただき、月に1回のアクティビティのご来院をお願いしております。
治療後は定期的な検診やメンテナンスにご来院いただき、状態の確認をさせていただいております。
症例
費用
料金表
相談料 | 0円 |
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予防矯正 | 495,000円 |
アクティビティ料 | 4,400円 |
※表示金額は全て税込みです。
お支払い方法
当院では、下記の
お支払い方法が可能です。
- 現金
- 現金でのお支払い
- クレジットカード
- ※自費診療のみ
VISA/JCB/
Mastercard/など
- デンタルローン
- 低金利分割払いでの
お支払い
医療費控除について
1年間(1月1日~12月31日)に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除によって一定の金額の所得控除を受けることができます。ご自身の支払いに限らず、生計を共にするご家族が支払った医療費も対象となります。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
注意点・リスク・副作用
・治療期間は2年~2年半です。
・治療費用には、矯正装置費用、SHISEIBOX、アクティビティテキスト費用が含まれます。
・トレーニング(アクティビティ)は、月1回の来院とアクティビティ料が必要です。
・医院でのトレーニング(アクティビティ)は、ご家族(父または母など)の同席のもとで行うことで、ご自宅でのトレーニングに効果の違いが出るため、いかなる場合でも一緒に参加していただきます。
・装置の紛失や概ね6ヵ月以内の破損による修理や新調が必要な場合は追加費用が発生します。
・この治療にはブラケット矯正、マウスピース矯正治療は含まれておりません。
・やむを得ず治療を中止させるなど、いかなる場合でもお支払頂いた費用はお返しできません。
・装置を指定の時間装着できない、ご自宅でのトレーニングを行えないなどの場合は治療完了が遅くなります。
・年齢、歯並び、患者さんの協力状況によって、Ⅱ期のマウスピース矯正(別料金)が必要になる場合があります。
・装置は診断のもとでお渡ししているため、他社への譲渡はしないでください。