2016-09-09
歯科衛生士の仮谷です。
9月4日(日) Dental Next Action 特別講演会が大阪で開催され参加して来ました。
1千人の会場は空席なく、超満員でした。
2つ紹介させて頂きます。
①湯浅慶朗先生(みらいクリニック フットケアセンター長)
「足ゆび」からはじめる姿勢へのアプローチ。
全身を支えている足。足のゆび。ゆびを広げることで姿勢がよくなり、口呼吸、低位舌、歯ぎしりの改善、矯正中もスムーズに進み、後戻りも少なくなります。姿勢を良くすることは、全身へいろんな影響を与え、とても大切なのですね。
②天野敦雄先生(大阪大学大学院 歯学研究科長)
歯周病は感染症です。
歯周病はいつ感染し、いつ発症するのか。
アメリカでは歯周病はパートナーからの感染。とされています。
★18〜20歳で感染。パートナー、食べ物(ペットボトル、直箸、低温鍋…)
★中年期に発症。
発症せずにキャリア状態か、発症してしまうか。
その別れ道は、歯茎からの出血です。そこには良質たんぱく質、鉄が存在します。毒性の強い細菌は血液中のヘミン鉄が大好物。そこから歯周病菌が増え、歯を支えている周りの骨や歯茎を破壊していくのです。
正しいブラッシングで出血を止めることで歯周病菌は減少し、歯茎は健康状態を保ちます。
新たにちか山歯科で取り組みを始めた、お子様への予防プログラムは、まさにここへつながっています。
お知らせの【いつまでも自分の歯で健康な人生を送っていただくために】をご覧いただけると幸いです。