ブルーラジカルで歯周病から全身の健康を守る
歯周病の原因は、こびりついた
「古いバイオフィルム」
歯ぐきの炎症を引き起こす主な原因は、歯にこびりついた古いバイオフィルム(歯垢)です。この古いバイオフィルムの中では、毒性の強い菌が増殖し、歯周組織を破壊する毒素(内毒素・LPS)を出し続けます。さらに放置されたお口の中では、善玉菌が減り、凶暴な「悪玉菌」が支配的になっていきます。
画像提供:株式会社 Medicalプランニング
当院では、まず位相差顕微鏡で口腔内の細菌レベルを画像で確認し、その後PCR検査(遺伝子検査)により、細菌の数や種類を詳細に分析します。
歯周病は「お口の中だけ」の病気ではありません
歯周病は全身を蝕む
「慢性炎症」の源
最新の医学では、老化を加速させ、多くの病気を引き起こす真の原因は「慢性炎症」であると考えられています。その中でも、私たちの体で最も見逃されやすく、かつ強力な炎症源が「歯周病」です。
歯周病の本当の恐ろしさは、出血した歯ぐきから細菌が血管に入り込み、全身を駆け巡る「歯原性菌血症(しげんせいきんけつしょう)」にあります。
なぜ全身に影響するのか?
血管への入り口お口の中は毛細血管が非常に豊富です。歯ぐきから出血があるということは、血管の壁が壊れ、細菌が侵入する「入り口」が開いている状態です。
わずか70秒の恐怖歯ぐきの傷口から侵入した細菌は、血流に乗ってわずか70秒で心臓や脳、全身の臓器へと到達します。
糖尿病歯周病菌が血液に入るとインスリンの働きを妨げ、糖尿病を悪化させます。歯肉の炎症を抑える治療は、血糖降下薬1剤分に匹敵する効果があるとも言われています。
動脈硬化・心筋梗塞歯周病菌が血管壁に炎症を起こし、動脈硬化を進行させ、心筋梗塞のリスクを高めます。
認知症・がん・誤嚥性肺炎など認知症、がん、誤嚥性肺炎、胎児の低体重・早産など、全身のあらゆる臓器に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。
「その出血、実は「全身の病気」の
入り口かもしれません」
自覚症状がなくても「菌血症」は起こっている
このような症状はありませんか?
以下の項目に一つでも当てはまる方は、お口の中で「歯原性菌血症」が起きている可能性があります。
ブラッシングのたびに出血がある
歯ぐきが赤く腫れている、
またはムズムズする口臭が気になると指摘されたことがある
糖尿病、心疾患、高血圧などの
持病がある
重度の歯周病は、毎日菌が血液中に入り込む「菌血症」の状態を繰り返しているのと同じです。28本の歯すべての周囲に5mmの歯周ポケットがある場合、その総面積は約72㎠、つまり大人の手のひらほどの大きさの潰瘍(傷口)に相当します。もしこれほどの大きな傷が体にあれば、決して放置はできないはずです。しかし口の中では痛みがほとんどないまま進行するため、自覚のないまま全身へ悪影響を及ぼしていくのです。
画像提供:株式会社 Medicalプランニング
次世代の歯周病治療の選択肢ブルーラジカル治療
ブルーラジカルとは
歯茎の上の汚れは、日々の歯磨きやフロスによってケアが可能ですが、歯茎の下(歯周ポケット内)に入り込んだ汚れは、セルフケアだけでは取り除くことができず、歯科医院での専門的な処置が必要になります。
ブルーラジカルは、こうした歯周ポケットの深い部分に潜む細菌に対し、従来の治療では届きにくかった領域までアプローチできる除菌技術です。
この治療法は、東北大学で開発された世界初の技術で、「青色レーザー」と「過酸化水素」を組み合わせて行います。3%の過酸化水素水に405nmの青色光(レーザー)を照射することで、「フリーラジカル」と呼ばれる活性酵素を発生させ、細菌を酸化作用によって死滅させます。
従来の超音波スケーリングでは取り残しが生じやすかった深部の細菌に対しても、ラジカルによる化学的な殺菌を組み合わせることで、より徹底した除菌が可能となりました。
ブルーラジカルのメリット
圧倒的な殺菌力
歯周ポケット内の細菌を99.99%殺菌。バイオフィルムのバリアを突破して効果を発揮します。
痛くない・切らない
外科的な手術を必要としないため、体への負担が少なく、歯科治療が苦手な方も安心です。
均衡の回復
細菌の毒性が組織の抵抗力を上回ってしまった状態を、強力な殺菌によってリセットします。
インプラント周囲炎にも対応
インプラントを傷つけず殺菌が可能です。
歯を残せる可能性
抜歯が必要とされた重症例でも、歯を残せる道が開けます。
短時間治療
1歯あたり約5分の照射で完了するため、スピーディーです。
安心・安全
ラジカル殺菌は細菌のみに作用し、お薬(抗生物質)を使わないため、耐性菌のリスクや副作用の心配もほとんどありません。厚生労働省の承認を受けており、人体への影響もほとんどなく、持病のある方でも安心して受けていただけます。
歯周病をより長期的に管理したい方へ
ブルーラジカル治療後の口腔内環境の維持や再発予防には、「ペリオ21」による継続的なケアもおすすめしています。
治療の流れ
歯周ポケットの深さを測り、細菌の種類や量を特定します。
専用の機器を用いて、歯周ポケット内部を徹底的に殺菌します。
菌が除去されたかを確認し、再付着を防ぐためのケア計画を立てます。
メンテナンスで「菌に負けない身体」へ
ブルーラジカル治療で細菌をリセットした後は、その健康な状態を長く維持していくことが何よりも重要です。
定期的な
プロフェッショナルケア
歯科医院での定期的なクリーニングは、血管の健康を維持し、糖尿病や心疾患の発症リスクを劇的に下げる効果があることが証明されています。
正しいセルフケア
歯周病は「歯と歯の間」から始まることが多いため、歯ぐきを傷つけずに効率よく汚れを絡めとる高品質なフロス(例:フロアフロス)などを活用したセルフケアが非常に重要です。
「治療して終わり」ではなく、「二度と菌に負けない身体づくり」を当院と一緒に目指しましょう。
健康な未来のために、
まずは検査から
「歯磨きで血が出る」「口臭が気になる」といった小さなサインを見逃さないでください。お口の健康を整えることは、一生の健康を守ることに直結します。
自覚症状がなくてもリスクは潜んでいます。
まずは現在の歯ぐきの状態を確認し、出血の有無や血管へのリスクをチェックしましょう。
「ブルーラジカル治療について詳しく聞きたい」「自分の細菌リスクを知りたい」という方は、お気軽にスタッフまでお声がけください。
お口の炎症をリセットし、
病気に負けない身体をつくりましょう。
「お口の健康は、
全身の健康の入り口です。」
ちか山歯科医院で、最新のブルーラジカル治療による「身体づくり」を
始めませんか。
費用
本治療は自由診療(保険適用外)となります。お口の不快感、口臭、歯のぐらつきが気になる方、外科的治療を避けたい方はぜひご相談ください。
| 費用 | 1歯 11,000円(税込) |
|---|---|
| ペリオ21治療後のブルーラジカル | 1歯 5,500円(税込) |
※表示金額は全て税込みです。
注意点・リスク・副作用
・治療にかかる時間や通院回数は、治療対象の歯の種類・本数・症状の重症度によって異なります。
・治療後、処置を行った歯ぐきが一時的に白くなることがありますが、通常は1日程度で元の色に戻るため、ご安心ください。
・ブルーラジカル治療は、歯周ポケット内の無菌化を目指す処置です。しかし、その後のセルフケアや定期的なメンテナンスが不十分な場合、再感染が起こる可能性があります。
・ブルーラジカル治療を行っても十分な効果が得られない場合、再度のブルーラジカル治療、歯周外科治療、または抜歯などの外科的処置を検討することがあります。
・本治療は自由診療(保険適用外)となります。
<以下の方は治療をお受けすることができません>
・局所麻酔注射ができない方
・妊娠されている方
・ペースメーカーを使われている方
・光過敏症の方
・無カタラーゼ症の方
